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IDマガジン第75号 (2018/10/9発行)


[075-02]【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(71) :天災続きの夏の終わりに

2018年は台風の当たり年に加えて、大阪や北海道での地震もあり、天災続きでした。ヒゲ講師は「鈍感ぶり」をフルに発揮し、地震も知らずに朝まで寝てたり(その時、札幌に居ました)、「昨晩の風はすごかったですね」に「そうだったんだ、まったくわからなかった」と答えて驚かれたり、というありさまでした。毎晩の目標として、「よく眠れて次の朝に頭がすっきりしていること」を掲げ、行き過ぎず足りな過ぎずの適量を追及して精進している賜物ではありますが、身に危険が迫っていても気づかないのでは困ります。当面の解決策としては、できるだけ誰かと一緒に居るようにする、ということぐらいしか思いつかないのですが・・・。
7月の末にいつもとは逆の向きからやってきた台風12号には驚きました。それ続いて東日本をかすって通っていった13号で雨風が強まる中、ログハウス外壁のペンキ塗りを強行、しようと思ってもそれは無理で、窓掃除を代わりに決行(おかげさまで景色がキレイになりました)。台風一過でペンキ塗りを完了し、韓国に旅立ちました。ICOME2018で訪れた韓国では、猛暑の中、開催地淸州を目指して(少し遠回りして)鉄道旅行を初体験。後ろ向き固定座席のヨーロッパ式新幹線は乗り心地が悪い、ということも初体験しました。韓国の後でセミナー講師として招かれていた名古屋では、講師が名古屋に到着しているのに警報が(愛知県のどこかで)解除されないという理由で中止に。台風20号と安全第一の規則のおかげで「何も予定がない日」というプレゼントをいただきました(でも12月にリスケされましたが・・・)。
9月の頭には、北海道を襲った台風21号でJSISE全国大会1日目には強風になぎ倒された自転車の列を見ながら帰路につき、2日目には大きな倒木を乗り越えての会場入り、無事に懇親会を終えてホテルに戻ったら今度は地震。JSISE3日目は中止になり、新千歳空港閉鎖で帰路につけない人が続出。ブラックアウトで「復旧には1週間程度」とラジオで聞いたと大騒ぎに。函館で開催予定だったJSET-AECT共催の国際研究シンポも中止を余儀なくされるも、対策本部での対応に備えて(丘珠ー函館の道内便が通常運行であったことに恵まれて予定通り)函館入り。函館も停電でしたがその日の夜には湯の川エリアが復旧(さすが日本の技術力)。夕食はカップ麺でしたが、9階の部屋まで海外ゲストに階段で歩いてもらわずにすみました。公式行事は中止ながらもアメリカからのVIP4名とスタッフを兼ねていた教員・学生との親密な時間をその場で再設計。まじめな部分を1日に縮めてコンパクトに開催している間に、翌々日には市電も営業再開し、五稜郭タワーや函館山、北方民族博物館などの見学も実現できたことは奇跡的に恵まれた幸運でした。
その後、ネパール出張から戻ってすぐに出向いたJSET全国大会@仙台では、もう何もないだろうと思いきや、またもや台風24号が接近。JSETは昨年も松江で台風による2日目中止で大変でしたが、今年は中止には至らず、帰路を気にして早めに帰った人はいたものの、予定通り何とか終了(参加者は例年通りの1000人)。出国当日に仙台ー東京ー成田空港を移動予定だったAECT会長も、台風が予定通りに早めに通り抜けてくれたので、予定通り帰路につけた、という綱渡り的な幸運でした。
いやぁ、この夏はいろいろありましたね。大変な思いをされた方々も多かったこととお察しし、お見舞い申し上げます。でも今後とも、地球温暖化の影響もあり、天災が続くのかもしれません。備えあれば憂いなし。難局を何とかお互いに乗り越えて、その場で再設計しながら、与件の中での最善を柔軟に求めていくことが大事、無理は禁物、ということを学ばせてもらいました。前例主義やウオーターフォールモデルでは、これだけ豹変する環境でベストを得ることは難しい。アジャイルにオンザフライで切り抜けて、精一杯、楽しく過ごしましょう。
読者の皆様も、どうぞご自愛くださいませ。
(ヒゲ講師記す)


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